忙しくて2年ガレージに放置しました。。。
浜松店 チャーリーオヤイツです!
「最近中々バイクに乗る時間が無くってね。」
とか、
「バイク何台も乗ってるから、そういえばあのバイクは何年も乗ってなかったな。」
何て、よく聞くお話しですが。
バッテリーも上がってしまっていつしかたまの週末にエンジンかけることもしなくなり。。。
かれこれガレージの肥やしになってもう2年・・・
「久しぶりに乗りたくなったから車検お願いしまーす。」
と入庫いただいた不動車の修理でございます。
当然バッテリーは完全に死んでいますので交換します。
スターターは元気に回るようになったがエンジンはかかりませんねぇ。
給油口を開けようとすると張り付いて中々開きません。
ようやく開けると・・・
「くさっ!!」
そりゃそうですよね、ガソリン腐ってますよ!?
燃料ポンプが固着して動いてないようですね。
(外した燃料タンク内のポンプユニットと燃料ゲージ)
ガソリンって劣化するととんでもない悪さをするんです。
金属は錆びて、ゴムは溶けてしまいます。
メッキがかけてあっても錆びてしまいます。
幸い、燃料タンク自体はポリタンクでしたので大丈夫でしたが、底のほうにはガム状になったもとガソリンが
パーツクリーナーとかでは全く歯が立たないので洗浄には苦労しました。
小さなボルトもサビサビ、劣化してポンプの重みを支えられなくてゴムが伸びきってしまってます。
ちなみに新品はこんな感じ
比べるとすごいですよね。。。
びろーん!
錆びて動きの悪い燃料センサーと給油口も交換です。
これがスチールタンクだったら、すんごいことになってたんでしょうね。
ガソリンは劣化すると強い酸性の物質に変化してしまうようで、燃料に浸かってた部分だけサビサビになった
タンクを見たことがあります。
長期に乗らなときにガソリンを満タンにして置いておくのはじつはNGだったりします。
燃料が沢山あって、空気に触れる面積が少なければ劣化を遅らせることができるかもしれませんが
その満タンのガソリンが劣化してしまったら、タンクの中は錆びてボロボロになってしまうでしょう。
満タンよりは空にするほうが安心ですが、
一番いいのはバイクに乗り続ける事なんでしょうね。
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