8時間!
皆様! 遂に・・・梅雨が明けました!
夏、本番に突入! こんにちは! 名古屋店、サービス藤村です。
夏のモーターサイクルと言えば、北の大地へツーリング(いつかは!)ですが、
まずは、こちらが先に火ぶたを切る事になります。
真夏の祭典 「鈴鹿8時間耐久ロードレース!」
先日、近くの大型スーパーへ出かけると・・・
なんと、お肉コーナーの横にレーシングマシンが展示されているではありませんか!
レースを全く知らないお父さんも、ついつい足を止めて見入ってました。
なんて斬新な宣伝なんだ! インパクトは十分! 今年も盛り上がりそう。
と、言う事で、今回は今週末に開催される「鈴鹿8耐」を簡単解説いたします。
「鈴鹿8耐」は世界耐久選手権の一つでして、
言わば「世界耐久選手権イン・ジャパン」と言った方が解りやすいと思います。
鈴鹿サーキットを1000ccのマシンを使って、ライダー2人もしくは3人で
8時間を走り切り、順位を競うレースです。(国によっては24時間耐久もあります)
耐久と言うと、サウナに入ってひたすら我慢している様なイメージがございますが、
実は、当のレーサーやチームは一つでも順位を上げるために必死に戦ってます。
(当たり前だ!と怒られそう。ごめんなさい。)
世界耐久選手権だけあって、各国の外国人レーサーが参戦。
毎年イケメン、レジェンド外人レーサーが多数やって来るんですよ。
気になるマシンは、レース組織委員会に公認を受けた車両で参加出来ます。
もちろん、我らがBMW・S1000RRも公認車両でして、数チームがエントリーされてます。
少ないパーツ交換で歴戦の国産車を抜き去る事が出来る程の完成度の高さに注目!
BMW・S1000RRは凄く速いんですよ!
その他、使用タイヤは、溝がなく接地面積が多いスリックタイヤや、
雨専用レインタイヤなどのレース専用タイヤを使います。(公道使用は出来ません)
マシン全部を極限まで使うのでタイヤも1~2時間で交換。
果たして8時間で何本使うのでしょうか!?
もちろんガソリン給油も必要で、緻密な燃費計算上で給油します。
この給油前後にライダー交代、タイヤ交換もやってしまいます。
これら一連の作業の為にメカニックやスタッフがいる通称「ピット」前にマシンを一旦止めます。
これをピットインといいます。聞いたことないでしょうか?
このピットインでの作業はチームの腕の見せ所で、一刻も早く作業を済ませ
マシンをコースに戻すチームが凄いチームと称されます。 見どころの一つですよ。
ガソリン給油口もこのようなタイプが多く、片方からタンクの空気を抜いて
もう片方からガソリンが入る仕組みになってます。 20L位が数秒で満タン!速い!
尚、鍵はございません。
レーススケジュールではAM11:30にスタートして、19:30にチェッカーが振られゴールとなります。
ゴール前の30分ころには日没の為、夜間走行となります。
その時のヘッドライトやテールライトを点灯して走る姿がなんとも幻想的でカッコいい!
もちろんチーム及びマシンは、この時間まで生き残ってなければならないのですが。
ゼッケンも蓄光タイプで暗い所でもご覧の通り。
最後になりますが、ゴール後にトップ3チームによる表彰式があります。
その後には・・・。 鈴鹿8耐ならではの恒例演出が。
これは是非、現地で体験して頂きたいと思います。
その日の暑さや疲れが吹っ飛ぶほどのすばらしい演出です。
一度は8耐を観戦されてみてはいかがでしょうか。おススメでーす。
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