“ 駆けぬける電気火花”
こんにちは♪ DATZ名古屋サービス宮川です。
今回も私の日常業務の点検・車検整備から“ 駆けぬける電気火花”...のお話しです。
「俺は(私は)旧車しか興味がないよ‼」と言われる方も、
さすがに火炎点火式やホットチューブ式点火などのガソリンエンジン車両は所有されていないかと思いますので
古い世代の点火システムは省略して
現行の点火システム、スパーク点火の要 スパークプラグについて。
ガソリンエンジンは文字通り、ガソリン燃料を爆発(燃焼)させ回転動力を発生させる機械。
この回転運動を発生させる行程数は一部を除き、皆さまご承知の下の図の2行程(2サイクル)か4行程(4サイクル)で発生させております。
どちらの行程数のエンジンでも圧縮させたガソリンと空気との混合気を車載バッテリーの電気でスパークプラグを返し電気火花を発生させ点火しております。
(*バッテリーレスのマグネートシステムなどは今回の話しから省いています。メカ好きの方には「何いってんだ宮川(笑)」と笑われるのは百も承知。...優しい気持ちでお付き合い下さいませ♪)
この電気火花を発生させているスパークプラグ。
よくよく考えると凄い過酷な状況下の中でいつも淡々とエンジンを回転させる為に仕事をしています。
① 極めて機密性の高い空間に頭を入れ、圧縮された空間に火花を飛ばすお仕事。
② コンマ何秒の時間で高温・極寒にさらされながらも安定に火花を飛ばすお仕事。
③ ...まだまだ上げれば切りがありませんので、今回はこの位で(笑)。
私で考えると加圧スーツを着ながら、サウナと冷水に入れさせられながら点検・車検整備を確実に遂行する... 無理ですね、5分も持ちません。
・・・ということで皆さまには改めてスパークプラグ偉大さと重要性が伝わったと
勝手に解釈し話を進めます。
先日も「今は調子はイイんだけど、アイドリングが不安定だった時があった」
との申し出の車両の点検整備をさせて頂いたのですが
これといって警告灯が点灯したとか、故障コードがCPUに残っていた訳でもなくで、
とりあえずは車両の状態確認もかねて定期点検整備をスタート。
定期点検ですから勿論スパークプラグを点検。
むむ‼
電極の摩耗が激しい... アイドリング不調の原因はコイツのようです。
こちらは新品♪ 電極の減りもなく安定して火花を飛ばしてくれそう。
距離を走る人はオイル交換も大事だけど、プラグ交換も同じぐらいに大事だよなぁ...
と思いながら今日も黙々と整備に励む宮川でした。
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