怖かった90分
今日は久しぶりに晴れたお休みに林道へ行って来たお話
全身筋肉痛の飯島です
今月、所沢店でツーリングに行く計画を立てた飯島ですが、
ここ何か月も乗ってないんです
これはマズイと、練習をさせていただきました
どうせ練習するなら…と、林道を走ってみることに
(自称 DATZ Offroad Clubの幹事ですから)
走りやすい秩父への道
行きながら、立ち上がってみたり、お尻を動かして曲がってみたりと、
練習しながら向かいました
大滝の道の駅の手前で右折
知らない道を走り、あっと言う間に林道の入口に到着
えっ、すでにぬかるんだ道
14㎞…何の表示?
「ゆっくりだと反対に転ぶよ」のひとことを頭に、行って来まーす
砂利道の苦手な飯島は、すでに腰が引けている…たぶん
でも停まると走り出せなくなるので、どんどん行っちゃいます
2キロくらいの所で休憩
とにかく暑い
水分補給をして出発
しかし道はひどくなるばかり
カーブもきつくなるし、上りもきつくなる
と、かなりきつそうな道が視界に…
大きめの石と、上り坂、からのカーブ
一瞬の「怖い」の恐怖心がバランスを崩し、停まっちゃった
ここからのスタートは無理
と、思っても走るしかない
でも走りだせない
気持ちは走り出したいのに、アクセルと、クラッチと身体が一致しない
(この気持ちわかってもらえるかな~)
で、走りだして曲がり切れずにあえなく転倒
でもクラッチは無事で(´▽`) ホッ
(折れちゃったら帰れなくなっちゃいますからね)
なんて思ったのもつかぬ間、ミっミラーが…
折れてました
(ついでに心も折れてしまいました)
なんで来たのかな
このまま帰りたい
どこまで続くのかな
無事に帰れるかな
林道は楽しい・・・って言ったのは誰?
も~イヤ
でも、いま上って来た道を戻るのはもっとイヤ
(停まらなければ、きっと転ばない、大丈夫)
と、心の中でつぶやいて行きますよ
しばらく走ると道が二つ
上る方と、下る方
できれば下りたい
でも、ゴールへの道は上る方でした
上るからには下りなくちゃいけないんですよね~
ようやっと頂上まで来たようです
景色はいいんだけど、見る事ができない
それは、3秒先しか見てないからです
しかもここからは下りです
もっと怖そう
あんまり怖いので、ずっと立ち乗りしてます
その方がなんか上手く走れる?…気がする
座っていると、タイヤの滑る感覚が伝わってきて怖いんです
立ってるとタイヤが滑っているのはわかるんですが、なんとかなりそうな気がして
なので、ニーグリップをギュッとして、走る所を選んで走りました
道は次第に凸凹ではあるものの、楽になってきました
途中小さな虫が下がっているのが視界に…
(なんでこんな時に嫌いな虫がいるのよ~)
と、呟きながらよけて通りました
でも視界に入る、ということは…
少しは、ほんのちょっとだけですが余裕が出てきたのかな?な~んてね
そして道はアスファルトに変わりました
そろそろ終わりって事?
なんて走りやすいんでしょ
一般道に出て、道の駅へと向かいます
ところが道の駅の駐車場に入り停めましたが、バイクから降りられない
身体が思うように動かない
足を手で引っ張りながら、やっとの思いで下りると
ヘルメットの中は汗でビッショリ
アンダーシャツもビッショリ
ジャケットを脱ぐと、アンダーシャツに風が当たって超気持ちいい
しばらくはそのまま動けませんでした
この道の駅には温泉があるのですが、あいにくの定休日
その他の施設もお休み
なので仕方なく帰り道の途中でお蕎麦を食べました
しかし、お箸がつかえない?
お箸を持てても、お蕎麦がつかめない
笑っちゃいましたが、本当に掴めないんです
でも、なんとか少しづつ、ゆっくり食べました
バイクに乗るときは緊張のあまり吐きそうになるので、
あまり食べないのですが、今日は完食しました
美味しかったです
時間が経つにつれて、すでにあちこちに痛みが…
林道を走って思った事
ラリースーツのようなしっかりしたスーツが必要
(走る場所によっては、枝にぶつかりながら走るようだった)
プロテクターも必要
(転んだ時のために最低でも、背中、肘、膝は必要)
お水、スポーツドリンクが必要
(カフェイン中毒の飯島でもコーヒーよりお水が飲みたかった)
できれば温泉に入りたい
(これは飯島だけかも)
そしてなにより、林道を走るのは スポーツ だと思いました
林道を走るみなさん、がんばって
泣きたいほど怖かった林道
転んだのが1回
その転んだのが悔しい
あそこで躊躇しなければ…
今度来るときは転ばないぞっ
なんて思っている自分が怖い
でもしばらく林道はいいや
今日は階段を下りるのが一番辛い、所沢の飯島でした